自動車保険の等級制度について
自動車保険には事故を起こす確率をもとに算出した等級と呼ばれるものがあります。
過去に事故を起こした回数などの事故歴によって1~20等級に分け、その等級に応じて保険料を割り引くことを等級制度といい、ノンフリート等級とも呼ばれています。
このノンフリート等級は9台以下の自動車を所有する場合に適用されるもので、それ以上であればフリート等級といい、割引率が少々違ってきます。
等級制度は無事故を続けるドライバーには最大60%もの割引があり、保険料がかなり安くなる制度です。
ほとんどの場合、新規の契約時は6等級から始まって一年間無事故、又は保険を使用しなければ翌年の等級が1等級上がるという仕組みになっています。
18等級あたりからは60%割引という状態が20等級まで続きますので、60%割引を適用するには10年以上は無事故、もしくは保険を使用しないという事が必要です。
等級の上下
自動車保険の等級制度は無事故を続けるドライバーは年々保険料が安くなるという喜ばしい制度ですが、反対に事故を起こしてしまい保険料を請求すると等級は下がってしまいます。
一度事故を起こして保険料を請求すると、3等級も下がってしまいます。
20等級まで上がっていた優良ドライバーであれば、等級が下がっても保険料はほとんど変わりませんが、ほとんどの場合は翌年に10%近く保険料が上がることになります。
事故を繰り返し保険料の請求を繰り返すと、もともとの保険料から今度は割り増しして支払わなければならなくなります。
事故を起こさず、安全運転で自動車に乗るということは基本的なことですが、実費で払う方が等級を下げてしまうより得な場合もあります。
万が一事故を起こしてしまった場合は実費で支払うか、保険料を請求するかよく検討した方が良いでしょう。